見積書、請求書そして納品書などビジネスの場では様々な帳票が利用されています。かつては自社内にサーバがあり、そこから帳票を出力していました。しかし最近ではクラウド型の帳票出力サービスが増えています。
今回はそんな帳票サービスの中でもAPIを用意しているものを紹介します。APIを使うことで基幹システムとの連携や自動化がスムーズになることでしょう。
MakeLeaps API
帳票の作成と郵送まで行ってくれるクラウド請求サービスです。オンライン決済システムも備わっています。
認証APIだけが公開されており、他のAPIについては問い合わせが必要となっています。現在オープンβとなっています。
Misoca API について · Misoca(みそか) API
Webブラウザはもちろんアプリもリリースされている請求書作成サービスです。メール配信、PDF保存、郵送ができます。
OAuth2に対応したアプリケーションが作成できるようになっています。郵送指示や入金ステータスの変更などがAPI経由でできます。
開発者の方へ|請求書作成ソフト「MFクラウド請求書」
マネーフォワード社によるサービスで、OAuth2認証に対応しています。取引先の作成や帳票の作成なども含めてほぼ全ての操作がAPI経由で可能なようです。
Zoho Invoice API
Zoho社によるサービスですが、今のところ日本語化はされていないようです。請求書、納品書の作成、取引先の管理などがAPIを経由して可能です。
Invoice Software | Online Invoicing Solution From Zoho
2つの連携インターフェース API|大規模帳票管理|クラウドシェアードオフィス
帳票がExcel上で設計できるのでプログラマでなくとも手軽に扱えるのが利点です。帳票の郵送も可能です。
既存のWebサービスに電子帳票を作成する機能を追加すると言った使い方もできるとのことです。
クラウド帳票|大規模帳票管理|クラウドソリューション|クラウドシェアードオフィス
帳票の出力枚数が増えると自動化を考えるようになります。クラウドでもそれは同じで何百枚もの帳票をミスなく出力するのは大変なことです。また、売り上げ管理などは自社の既存システムを使っているケースも少なくありません。
帳票サービスを使う際にはAPIが提供されているかどうかを重視した方が良さそうです。