飲食店、店舗ビジネスの基本。APIを提供しているPOSサービスまとめ

レストランやアパレルなど、殆どの店舗で導入されているのがPOS(Point of Sales)システムです。そんな店舗ビジネスの基盤とも言えるPOSシステムにおいてもAPI活用が広がっています。

今回はそんなPOSシステムで使えるAPIをまとめました。

Orange API

タブレットを使ったPOSシステム、EC-Orange POSが提供しているAPIです。売り上げ、商品、在庫、顧客情報を連携できるようになっています。既存の基幹システムとの連携などが想定されています。

スマレジ

iPhone/iPadを用いたPOSレジシステム、スマレジで公開されているAPIです。売り上げ、在庫、商品データなどが取得できます。オプションにより会員情報も取得できます。

また、WebHooksにより商品、会員、在庫情報などが更新されたタイミングでHTTPリクエストを飛ばすこともできます。

ユビレジ

iPadを使ったレジシステム、ユビレジの公開しているAPIです。売り上げデータのダウンロード、メニュー編集、顧客データの編集などユジレジでできることのほぼすべてがAPI経由で可能です。

ユビレジ for Salesforceという仕組みを使うことでユビレジの売り上げデータをSalesforceへインポートできる仕組みもあります。

Omnivore.io

レストラン用のPOSシステムを提供しているOmnivoreのAPIです。商品、オーダー、メニュー、支払いなどすべての機能がAPIから操作できるようになっています。

poscube

iPadを使った飲食店専用のPOSシステムを提供しています。注文データや注文履歴、商品データ、テーブル状況と言ったデータをAPI経由で利用できます。空席状況の確認などにも利用できます。

Revel Systems POS

iPadを使ったPOSシステムを提供しています。APIを介して全データへのアクセスが可能とのことです。

Point of Sale - Developer API | Power your App with eThor

注文や支払いへのアクセスができます。Facebookからの注文にも対応しているようです。

Shopify POS App SDK

Shopifyは元々ECショップを作成できるサービスでしたが、POSシステムも提供するようになっています。POSアプリを提供する訳ではなく、SDKを提供する方法をとっているようで、自分でPOSシステムを組むという形になるようです。


最近ではiPadやタブレットを使ったPOSアプリがたくさん出てきています。そうしたアプリではAPIを使うのが基本になるので、パートナー向けに公開することでAPI公開が実現できます。

多くは基幹システムとの連携に用いられるようで、まさにビジネス向けのAPIと言えそうです。

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