アイディアソンを開催しました

3月23日、リクルート社のメディアテクノロジーラボにて通信APIをテーマとしたアイディアソンを開催しました。実際に作るわけではないので、奇抜で飛び抜けたアイディアが数多く生まれています。当日の様子はMashup Ideathon〜通信APIを使って新たなサービスを考えよう〜NTTコムAPI・Twilio #MA12 (3ページ目) - Togetterまとめにもまとまっています。

最初はインプットタイム

まずはじめにインプットタイムとして今回参加した企業によるAPI紹介が行われました。NTTコミュニケーションズからは通信帯域、経路を操作するAPIを紹介しました。

Twilio社は音声通話、SMSのAPIを。

REDKNEE社は課金系APIの紹介となりました。

アイディアソン開始

インプットタイムが終わったら、いよいよアイディアソンの開始です。まずチームごとに軸として利用するAPIがランダムに割り当てられました。

そして、そのAPIから連想されるキーワードをリストアップしていきます。

次に組み合わせるキーワードとして、週末に見たもの、触れたものをリストアップしていきます。

そしてAPIと週末のキーワードをそれぞれ2つずつピックアップして、計4つのキーワードを元にサービスを考えていきます。

それぞれAPI提供企業の担当者がメンターとして加わり、約1時間ほどアイディア創出が行われました。

発表

アイディアソンが終了したら、各チームの発表が行われました。以下はその抜粋です。

募帯域 by バンドエイド

帯域をシェアできるサービス。災害地域でも安定したネットワークが使える。地方にいるおじいちゃん、おばあちゃんに高画質4Kでライブ中継で卒業式の映像を流すような使い方も。帯域で欲しい商品を買える。スマートグラスで帯域を見えるようにして、帯域を持っている人がもてる世の中になり、合コンで使うことだってできるようになる。

三越の魔法陣 by MITSUKOSHI

三越に来ないと受けられないサービスを提供する。来店者限定でプレミアム写真を提供する。来店してチェックイン。カタログを見たり、洋品店で試着をする。そうすると専属カメラマンに写真撮影してもらえる。購入したら三越のクラウドに写真をアップロードし、その際にNTTコミュニケーションズのAPIで通信帯域を引き上げる。写真屋さんで高画質な写真をダウンロードし、実際の写真にできる。

夢を見れるメガネ by 4人の小人

専用デバイスのメガネをかけているとキャラクターが近づいてくるのが分かる。みんなでいった時に、一度解散して集合するのが簡単になる。近くになると音楽が流れる。混雑状況も見える。楽しんでいるかどうか(汗をかいているかとか)も可視化される。自分が3時間後に疲れているかどうか分かるので、アトラクションではなく空いているレストランに行こうと考えられる。天気も分かる。隠れミッキーがメガネを通して光ったりするので、混雑が分散できる。隠れキャラクターを設定でき、自分たちの夢見る世界を自分たちでカスタマイズできる。

のぞき見したい by マネタイズ

真似タイズ。セレブがInstagramで格好良い写真をアップロードしている。でも日常は分からないので、それをわかるようにする。購入履歴が取れるAPI、位置情報APIを組み合わせる。届くまで何が来るか分からないが、有名な人が買っているものを購入できる。購買する人がセレブを選択すると、金額が出る。買うと決めたらブラックボックスのまま、商品が届く。セレブの生の日常が分かるサービス。

夕方ラッキー by 夕方ラッキー

インドからパキスタンへ行くと同じルピーなのに使えない。現地のお金がなくても商品が買えたりする。REDKNEEの購入履歴で与信が取れる。服や通貨を写真でアップロードする。与信がとれるとYou got a luckyとメッセージが来る。

世界花粉症天下一武道会 by テレふぉんえっち

花粉症はネガティブなイメージ。でもそれも個性であり、個性を楽しもう。花粉症はネガティブなイメージだけど、花粉症を楽しめるようなサービス。世界花粉症天下一武道会。そこには最強を諦めた人たちがいる。最強の花粉症を決めるサービス。一定時間内に一番辛い花粉症の人が勝ち。辛い環境に自分たちを置いて競う。富士樹海で大きく息を吸って、それを動画配信する。すする音、くしゃみの音で住民が判定する。治験に花粉症のデータを売ることで賞金や運営費が賄う。花粉症チャンピオンとしての内定電話をTwilioで。僕には花粉があると胸を張っていえるのはTwilioがあるから。

野良猫 by HearTiwilio

ハートフルなサービスを作ろう。Twilioを使って遠距離のコミュニケーションをより近くできる。ドライブをバーチャル的に作成する。東京と九州にいる状態でバーチャルドライブを楽しめる。親孝行としてもあり。Twilioのビデオチャットを使って過去のドライブを懐かしく楽しむ。日時を決めてVRをつける。Twilioを使って会話を楽しむ。バーチャルドライブ中の会話をTwilioの機能で保存しておく。プロポーズの言葉が10年後とかにいきなり電話がかかってきて思い出される。

優秀アイディアを選出

今回は全員投票による優秀アイディアの選出を行いました。各チームとも接戦だったのですが、バンドエイドチームが見事優秀アイディアに選ばれました。

また、Twilio社からもてれふぉんえっちチームがTwilio賞が選ばれました。


今回はアイディアソンとあって、自由な発想をもとに様々なアイディアが飛び交っていました。こうした普段考えないような視点で、全く知らない人たちと一緒にサービスを考えてみる体験は普段の生活、仕事の中でも活かされるのではないでしょうか。

皆さん、ご参加ありがとうございます!

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