アジャイルな開発・コミュニケーションを促進する新オフィスを作りました - Lean Agile Base

こんにちは、SkyWayのエンジニアの岩瀬(@iwashi86)です。

NTTコミュニケーションズに新しい拠点が完成しました。名前は Lean Agile Base (略して LAB) と言います。

本記事では、

  • LABの概要・狙い
  • どうやって作り上げていったのか?

の2点を紹介いたします。

概要

まずはどんな感じか見ていただくのが早いので、いくつか新オフィスの写真を載せておきます。

複数人でモブプログラミングする場合は、全員が同一方向を見て作業できると身体的負荷が軽減され、快適に作業できます。そこで、ソファで囲むようにして作業できる環境を用意しています。

モブプログラミングだけではなく、ペアプロ/ペアワークに便利なデスクも配置しています。このデスクは、高さが電動で変更できるため、座って作業するだけでなく、スタンディングでの作業も可能です。

打ち合わせをする場合や、チームで固まって作業が必要な場合に作業できるスペースも用意しています。

また、作業内容によっては、一人で集中したいこともあります。そのためのスペースとして高い仕切りが併設されたデスクも用意してあります。

気軽にリフレッシュできるスペースもあります。例のソファも置いてあるので、そのままの姿勢で仕事モードに入ってしまうことも。

狙い

このオフィスを作った狙いとして、主に次の2点があります。

  1. 組織を横断した、エンジニア同士1のコミュニケーションを促進したい
  2. リーン、アジャイルに試行錯誤するプロダクトを増やしたい

弊社には多くの組織があり、どうしても組織と組織をまたぐとコミュニケーションが減ることがあります。一方で、組織やチームが違ったとしても、同じような技術エリアに取りくんでいるケースも多くあります。会社・組織として全体のスキルを高めていくためには、雑談から生まれるようなノウハウの共有が効果的です。もちろん、Slackなどのオンラインコミュニケーションも併用していますが、Face to Faceでの情報帯域に勝るものはありません。そこで、LABではコミュニケーションが生まれやすい場を提供しています。

また、プロダクトやサービスの成功率をあげるために、様々なフィードバックをもとにした試行錯誤が効果的です。新オフィスの名称として、 Lean Agile Baseをつけたように、 Leanに & Agileに に挑戦していくプロダクトやサービスのメンバが集まる場を狙っています。

どうやって作っていったのか?

実際のオフィス設計は、ヒトカラメディア様にご協力いただきました。

弊社から要件を端的に伝えてオフィスを設計してもらうのではなく、複数回のワークショップを経て、「どのような働き方をしたいのか?」「どのような想いがあるのか?」「どうやったらチームの開発の腕があがるのか?」といった、より根源に近い要求からオフィスを設計していただいています。

実際のワークショップの様子を以下に何枚か貼っておきます。

皆でブレストして、

イメージを具体化し

ドット投票しつつ重要な点を絞り込んでいきます。

また、オフィス構築終盤では、一部DIYして仕上げをしていきました。

本オフィスは、常にWork In Progressの状態だと考えており、今後も必要に応じて常に改善していきたいと考えています。

まとめ

本記事では、NTTコミュニケーションズの新オフィスであるLABを紹介しました。気軽に遊びにきてください!


  1. わかりやすくエンジニア同士としていますが、エンジニア以外も本オフィスは利用していきます。たとえば、プロダクトマネージャ、デザイナなど。
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