Webサービスを多数使っていると、片方のサービスで変化があったら別なサービスに通知して欲しいと思うことはよくあります。Gmailで受信したら別なサービスに添付ファイルを転送して欲しいであったり、最近流行のスマートスピーカーと連携させるといった具合です。
そうした時に便利なのはこれから紹介する連携サービスです。それぞれ特徴がありますので、目的に合わせて使いこなしてください。
IFTTT helps your apps and devices work together - IFTTT
この手のサービスとしては最も有名でしょう。50種類近くのカテゴリに分かれて、数百のサービス同士が連携できるようになっています。何かのサービスにアクションがあると、別なサービスを呼び出すという形式になっています。特にIoT系の連携に強いようです。
IFTTT helps your apps and devices work together - IFTTT
Explore All Integrations | Zapier
Zapierは1000以上のサービスが登録されており、サービスの数だけで言えば一番多いようです。また、複数ステップでの連携もサポートされています(有料版にて)。
Explore All Integrations | Zapier
プロセスとタスクの自動化 | Microsoft Flow
Office 365やYammerなどMicrosoftの持つサービス同士の連携はさすがに容易なようです。複数ステップでの連携も行えます。
Integromat - The glue of the internet
他のサービスに比べて連携データがJSONになっていることで連携が容易だったり、よりプログラマブルな連携を行える印象があります。フィルタやイテレータなど条件の追加も用意です。
Integromat - The glue of the internet
Pipes
この手のサービスの先駆者として知られるYahoo! Pipesを再現したサービスになります。ビジュアルプログラミングができ、ブロックを連携して一つのサービスを作り上げます。
Gmail Productivity Tools | Sync and Back up - cloudHQ
クラウドサービス同士を連携します。Gmailを同期したり、バックアップするような使い方が考えられます。対応サービスは多くありませんが、クラウドストレージ系サービスと連携させる分には十分でしょう。
Gmail Productivity Tools | Sync and Back up - cloudHQ
こうしたサービスもAPIがあればこそ連携ができるでしょう。多くのサービスは定期的にデータを取得するようになっており、リアルタイム連携ではありません。無料の場合は15分程度に1回実行されるようです。そうしたタイムラグも加味しつつ、連携サービスを作ってみると良いでしょう。
Slackに情報集約が進んでいるのと同様に、サービス同士を連携させることで手作業で収集していたようなストレスから解放されるはずです。