ビジネス化の基本。決済APIまとめ

ここ数年、決済APIが熱いです。APIで提供することで手数料もごく安く、かつすぐに自動化ができるようになります。Eコマースはもちろん、デジタルコンテンツや会員定額決済など様々な使い方が考えられるでしょう。

WebPay

とにかくシンプルに決済できるサービスです。PHP/Ruby/Python/Java/Node.jsなど多数のプログラミング言語向けにライブラリが提供されています。スタータープランであれば月額固定費はなく、3.25%の手数料のみとなっています。

coincheck payment

ビットコインに特化した決済サービスを提供しています。EC-CUBEなどに組み込んで使うこともできる決済モジュールも用意されています。執筆時点(2015年10月時点)ではβ中とのことです。

SPIKE(スパイク)

決済手数料がなんと0%というのが売りのサービスです(上限は月額100万円まで)。ライブラリはRuby版PHP版がありますが、どちらもコミュニティベースとなっています。

PAY.JP

2016年5月末までは手数料0%となっています。RESTfulかつJSONで使えるAPIを提供しています。ライブラリはRuby/Python/PHP/Javaについて提供されています。

オールマイティ

決済型としては即時、月額課金が可能となっています。またカード番号をIDとして記録しておき、2回目以降の決済ではIDを使ってカード番号入力の手間を減らすこともできるようです。

Yahoo!ウォレット FastPay

Yahooが提供するので安定性や信頼性においてはレベルが高いと思われます。PHP/Ruby/Pythonに対応したライブラリが提供されています。決済手数料は3.25%となっており、全体的にWebPayを強く意識したサービスとなっています。

Stripe

日本でもまもなく開始すると思われる決済サービスです。グローバルではすでに年間数十億ドルを処理するレベルとなっています。グローバルサービスとあって130カ国以上の通貨に対応しているのが利点です。

PayPal(ペイパル)

Paypalは言わずとしれた決済サービスです。最近eBayから独立し、さらに拡大の勢いを見せています。画像を貼り付けて決済するのが基本ですが、APIを使った操作にも対応しています。


Webサービスなどで収益をあげる場合、何らかの決済システムを導入するでしょう。昔であればASPと契約し、数ヶ月かかって構築されていましたが、最近ではごく簡単に素早く決済機能が実現できます。ぜひチェックしてみてください。

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