企業がAPIを提供する上で大事なのがSLAではないでしょうか。常時利用可能な状態になければいけないのはもちろんのこと、そのパフォーマンスにおいても注意が必要です。
今回はそんなAPIのモニタリングを行ってくれるサービスを紹介します。
AlertSite
APIに対するテストケースの実行であったり、そのパフォーマンスをチェックすることができます。エラーの原因などはダッシュボードで確認できますので、解決も素早く行えるようになっています。
Runscope
ダッシュボードを使ったAPIステータスのグラフ化に加えて、SlackやHipChat、メール、Webhooksといったフィードバック連携が可能です。エラーの起きた際の通知をチャットで受け取ることで素早い対応が可能になります。
APImetrics
ビジュアル的にAPIコールする設定が作成できます。ワーカーも多数設定できるので複数同時コールした時のパフォーマンスチェックにも使えます。APImetrics自体APIを提供していますので外部からの自動連携も可能です。
API Science
グローバルな拠点からAPIの監視ができます。REST/JSON/OAuth/XMLなど多くのAPIに対応しています。JavaScriptでプログラマブルなチェックスクリプトが書けるのが特長になっています。
Apigee Edge
Apigee Edgeの機能としてモニタリングおよび解析機能を提供しています。SaaSベースまたはオンプレミスでの利用が可能で、さらにそれらを組み合わせて監視させることもできます。
いかがでしょうか。APIの監視はWebサイトの監視とはまた違ってきます。各種プロトコル、フォーマットについても監視できていなければ意味がありません。
また単に生死管理だけでなく、増加していくデータ量に応じたパフォーマンスの劣化も把握することで未然の対応ができるようになるでしょう。