APIを呼ぶのではなく呼んでもらう。WebHooksまとめ

一般的なAPIはこちらからAPIをコールします。それに対してWebHooksはサーバ側からこちらの指定したURLをコールしてもらう仕組みです。

用途は絞られるかも知れませんが、使い方によってはとても有用です。今回はカテゴリごとにWebHooksを提供しているAPIをまとめてみました。

メール/マーケティング

圧倒的に多いのがこのメールやマーケティング分野です。ユーザが何かアクションしたタイミングで通知代わりに飛ばしてくれるようなイメージです。

コミュニケーション

有名なところではSlackがあります。チャットの他、コミュニティなどでもWebHooksが使われているようです。

開発

開発系ではGitHubもWebHooksを提供しています。開発スピードを速くしたり、外部サービス(CIなど)と連携する上で必須の機能と言えるでしょう。

Eコマース/決済

決済系ではまず対象のサービスをコールして、その後はサーバ側とデータを送受信することで決済データを授受します。WebHooksを使うことでセキュアなデータのやり取りを可能にしています。

ストレージ

DropboxやBoxなどでもWebHooksを提供しているようです。ファイルの更新時にコールするといった使い方ができそうです。

ビジネス

ビジネス系は使い方が難しいですが、通常のAPIとはまた違った利用法が生まれるかも知れません。


マーケティング系がとても多いのに驚かされます。アンケートの回答やメールマーケティングへの反応をリアルタイムに受け取ることで、オートマーケティングを可能にしているのかも知れません。

WebHooksを使えばこれまでとAPIと逆方向の利用が考えられます。ぜひ使いこなして業務を改善、スピードアップしてください。

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