楽天の及部さん(@TAKAKING22)さんに、モブプログラミングの1日ワークショップを、2018/9/20(木)に開催していただきました!
モブプログラミングとは?
モブプログラミングとは、シンプルにチーム全員で、同じ仕事を、同じ時間に、同じ場所で、同じコンピュータでプログラミングすることです。
元々はHunter Industries社が始めた開発手法で、日本でも徐々に広がり始めています。Hunter Industries者の実際のモブプログラミングの様子は、こちらの動画から確認できます。
今回のワークショップでは、最初にモブプログラミングについての簡単な説明があった後に、自動販売機の実装をテーマに、参加者が4チームに分かれてモブプログラミングを体験しました。
実際のモブプログラミング中の様子は次のとおりです。
参加者の学びの声
ワークショップの最後には、まとめおよび振り返り時間があり、実際にモブプログラミングを体験した参加者からは、以下のような声があがっていました。
- 知らない知見が得られた
- モブプログラミングは、プログラミング以外のタスク整理などにも活用できる
- メンバの理解レベルが揃う
- テスト駆動開発(TDD)と相性が良い
- 詰まる前に助け合えるので、ストレスがたまらない。ただし超疲れる
- 分からないことを、分からないということが大事
- 心理的安全性が必要
- 「やったー!」「わーい!」という明確なリアクションで、具体的な満足感が得られた
特に最後の声は、今回のワークショップの特徴的な要素です。他の研修では、なかなか出てこない意見であるためです。
実は、今回のワークショップのグラウンドルールとして、小さな達成をするたびに喜びの声をあげる、というルールが設定されていました。実際に、「やったー!」という声があがると、メンバに自然に笑みがこぼれ、初めて組んだチームであるにもかかわらず、チーム内の心理的安全性が確保されていったように見受けられました。
最後に
NTTコミュニケーションズでは、今回のモブプログラミングに限らず、テスト駆動開発ワークショップやスクラムワークショップを通じてソフトウェアエンジニアの育成に力を入れています。今後もさまざまな取組みを通じて、エンジニアの開発スキルを向上させていきます。