TechWorkshop 「現場のエンジニアと一緒に解く!コーディング体験」を開催しました!

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お久しぶりです。データプラットフォームサービス部の花川です。 最近は気温の変化が激しいですね。みなさまも体調を崩さないようご自愛ください。

さて、今日は、11月7日(日)に開催した第1回TechWorkshop「現場のエンジニアと一緒に解く!コーディング体験」についてご紹介です!

本イベントは、今月下旬にも再度開催予定なので、この記事を読んで興味を持った学生の方は、参加申込をお待ちしております!*1

TechWorkshopって?

公式ページの説明は以下の通りです。

各技術分野のプロフェッショナル社員がお届けする、当社の最先端技術を体感し、また身に付けることができるワークショップ形式のプログラムです。

過去にはこのようなワークショップを開催しました。

  • ISPネットワーク構築・運用体験
  • Kubernetesハンズオン
  • ソフトウェアエンジニア座談会
  • CI/CDハンズオン

どのワークショップも、公式ページの説明の通り、各分野を主な業務にしている/業務に使っている社員が講師となり、かつ自分たちでイベントの企画からしているものとなります。

今年度もいくつか開催予定ですので、興味のある方はぜひ参加申込をお願いします*2

「現場のエンジニアと一緒に解く!コーディング体験」とは

このイベントは、TechWorkshopの中でも珍しい、NTT Comで実際にソフトウェアを開発している社員と学生さんでチームを組んで、とあるお題に沿ってコードを書いてもらうイベントです。

コードを書く体制として、モブプログラミング(モブプロ)を採用しています。 つまり、社員/学生問わずワイワイガヤガヤと1つの画面を見ながらプログラミングのお題に挑戦してもらいます。 このワイワイガヤガヤを通して、「NTT Comのソフトウェアエンジニアがどんな感じなのか」だったり自分の技術のいい点や今後キャリアを考えたときの課題を感じてもらおうという趣旨です。

イベント自体は、数年前から開催しており、直近数回はとあるOSSをモチーフにした「お題」を作って取り組んでもらっています。 お題は、できるだけNTT Comでの開発の普段の業務に近くなるよう選んでおり、かつ取り組む背景も「業務で必要になった」体としています。

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また、お題に対してStep by Stepで解けるように問題を設定しています。

とはいえ、これに沿ってただ作っていくのもつまらないので、"ちゃんと考えて作らないと"Stepを進めるにつれて難しくなるよう設定をしています。

当日の様子

今回のTechWorkshopは、学生さんが33人、社員が13人が参加しました。 また、このご時世ですのでZoomを使ったリモート開催となりました。

参加社員の多くはSmart Data Platformの開発に携わるエンジニアで、他にも社内フレームワークの開発やNWを活用したサービス開発のエンジニアも参加しています*3

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当日のプログラムは、ざっくり以下の5つでした。 なお、当日のモブプロセッションでは replit というオンラインで同時編集できるIDEサービスを利用しています。

  • 講義
  • モブプロ セッション1
  • モブプロ セッション2
  • 解説
  • 懇親会 (この記事では触れません)

講義パート

まずは、モブプロを体験したことのない参加者も多いため、簡単にモブプロの紹介をしました。

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その後、実際チームに分かれて、アイスブレイクということで自己紹介をしたり、練習問題に取り組んでもらったりします。

モブプロ セッション1

セッションでは、このようにワイワイと「これはこうだ」「いやこうだ」みたいな感じでディスカッションしながら楽しんでいるようでした。

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セッションが終わった後は、同様にチームでコードレビューやふりかえりを実施して、社員を含めた参加者全員で学びを共有したりしました。

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ちなみに、出題の意図通り、とあるStepで設計が行き詰まるチームも多かったようです。

モブプロ セッション2

後半も、チームメンバーをシャッフルした上で同じお題にチャレンジしてもらいました。 前半の経験やふりかえりを元に、きれいな設計や実装ができているチームが多かったようです。

見づらいですが、上手く動いて「ヤッター」とみんなで喜ぶなど、和気あいあいとした雰囲気でコードを書いています。 f:id:NTTCom:20211108071334p:plain

セッションの終わりには再度コードレビューやふりかえりを実施してもらいました。

問題の理解度も深まっていたのか、コードレビューではより具体的に「普段社員が設計や実装のときに注意していること」や、普段の業務風景などいろいろな質問のやり取りが行われていました。

解説

解説では、今回の問題のテーマとなったOSSの紹介や、なぜこういった題材にしたのかを簡単に説明しました。 が、ネタバレになるのでここの説明は省略します!

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気になる人はぜひこのイベントに参加してください!

参加者の声

参加アンケートには、こんなコメントが寄せられていました。 多くの方に「ためになった」「楽しかった」と思ってもらえたようで、企画した社員一同とても嬉しいです。

  • メンバーの方と意見を出し合いながら開発を進めることができ、チーム開発やモブプログラミングの楽しさを感じた
  • 同じ学生同士でコーディングの仕方の違い、伝え方、聞き方、考え方について色々感じることができた
  • 実際に運用されているサービスをもとにしたテーマを扱ったため、考え方など勉強になった

おわりに

この記事では、11月7日(日)に開催された第1回TechWorkshop「現場のエンジニアと一緒に解く!コーディング体験」について、紹介しました。

例年このようなイベントを企画運営していますが、参加する学生のみなさんが楽しくなると同時に、社員も楽しい時間を過ごせるイベントとなるよう心がけています。 やはり、自分たちが楽しむことで、イベント全体がより良いものになりますからね。

今後も、TechWorkshopを始めとして、参加する人たち全員が楽しめるイベントを企画運営していければと思っています!

ここで耳寄り情報ですが、同じ内容で11月28日(日)に第3回 TechWorkshop「現場のエンジニアと一緒に解く!コーディング体験」として開催予定です。 応募締切は11月14日(日)となっていますので、この記事を読んで興味を持った学生の皆さんはぜひご応募ください!

www.ntt.com

*1:参加申込多数の場合、抽選にて決定いたします

*2:TechWorkshopは学生が対象となっています

*3:懇親会後の写真なのでみんなゆるい感じで写っています

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