【注意喚起】スポーツイベントに便乗した情報窃取事案

技術開発部セキュリティユニットの小林です。 開催中の大規模スポーツイベントに便乗したサイバー犯罪が報告されています。^1 端的に言えば「無料で試合をインターネット中継します」という触れ込みで、メールアドレスやパスワード、クレジットカード番号の…

NTT Engineers’ Festa #3を開催しました

はじめまして、技術開発部の小倉です。 9月18日にNTTグループのエンジニアが技術交流を行うNTT Engineers' Festa #3を開催しました。 今回はその開催背景や当日の様子についてご紹介したいと思います。 NTT Engineers' Festaとは NTT Engineers’ Festaは、NT…

Black Hat USA 2019 / DEF CON 27に参加してきました -Black Hat編-

技術開発部セキュリティユニットの星野です。 前回の「Black Hat USA 2019 / DEF CON 27に参加してきました」では、それぞれのイベントの概要とおすすめの歩き方についてご紹介しました。 今回は、そのうちBlack Hat USA 2019の詳細な内容についてご紹介しま…

Black Hat USA 2019 / DEF CON 27に参加してきました

技術開発部 セキュリティユニットの小林です。 8月上旬にアメリカ・ラスベガスで開催された Black Hat USA 2019 および DEF CON 27 へ参加してきました。その模様をレポートしつつ、初めての方向けのアドバイスも添えてお送りします。 Black Hatとは Black H…

ラテラルフィッシングの実態(USENIX Security 2019より)

こんにちは、技術開発部 セキュリティユニットの田中です。社内のセキュリティエンジニアのメンバーで、サイバーセキュリティ関係の話題を書いていきます。初回となる今回は「ラテラルフィッシング」についてお送りします。 ラテラルフィッシングとは? 皆さ…

Kubernetes 1day 勉強会を実施しました!

こんにちは、 NTT国際通信株式会社 ICTインフラサービス部 クラウドサービス部門の北澤です。先日NTTグループの国内事業再編に伴い、NTTコミュニケーションズ株式会社 クラウドサービス部 から所属が変更になりました。 先日新会社になってすぐに、チーム内…

NTTコミュニケーションズのソフトウェアエンジニア向け研修内容・資料を公開します

こんにちは、SkyWayの開発・運用をしている岩瀬(@iwashi86)です。 今回の記事では、弊社の研修内容の一部を公開します。 研修の狙い 毎年200名超の社員がNTTコミュニケーションズグループに入社しています。 入社いただいた社員の中には、もともと高い技術…

アジャイルな開発・コミュニケーションを促進する新オフィスを作りました - Lean Agile Base

こんにちは、SkyWayのエンジニアの岩瀬(@iwashi86)です。 NTTコミュニケーションズに新しい拠点が完成しました。名前は Lean Agile Base (略して LAB) と言います。 本記事では、 LABの概要・狙い どうやって作り上げていったのか? の2点を紹介いたします。…

ネットワークサービス部 初開発合宿開催!!

ネットワークサービス部 初開発合宿開催!! こんにちは。ネットワークサービス部テクノロジー部門の嶋です。そろそろ暖かくなってきた先月、2月25~2月27日にかけて、ネットワークサービス部テクノロジー部門のエンジニアが集まって、伊東温泉(静岡県)で…

NTT Com Tech Night #1を開催しました! (レポート)

NTT Com Tech Night #1を開催しました! (レポート) こんにちは、クラウドサービス部の堀内です。 普段は、Enterprise Cloud 2.0のベアメタルサーバー・専用ハイパーバイザーの開発をしています。 2018/12/18(木)に、NTT Com Tech Night #1を開催したので、そ…

TAKAKING22さんによるモブプログラミングワークショップが開催されました!(レポート)

楽天の及部さん(@TAKAKING22)さんに、モブプログラミングの1日ワークショップを、2018/9/20(木)に開催していただきました! モブプログラミングとは? モブプログラミングとは、シンプルにチーム全員で、同じ仕事を、同じ時間に、同じ場所で、同じコンピュー…

60回を超える社内勉強会の紹介と、LINE横道氏の最新回レポート

本記事前半では、4年を越えて継続的に開催している社内ランチ勉強会であるTechLunchを紹介します。後半では、TechLunchの最新回について紹介いたします。 社内勉強会 / TechLunchとは NTTコミュニケーションズではランチを食べながら、気軽に参加できる社内…

ryuzee氏・miholovesq氏によるスクラムブートキャンプが開催されました(レポート)

2018/6/25(月)に、吉羽龍太郎氏(@ryuzee)・永瀬美穂氏(@miholovesq)にお越しいただいて、1Dayスクラムブートキャンプ(ワークショップ)を開催していただきました! ワークショップ内容の詳細なレポートは、内容のネタバレになってしまいますので、本レポート…

プロダクトオーナから見たSlack分報の価値

こんにちは、普段はSkyWayの開発・運用をしている岩瀬(@iwashi86)です。 前回の記事では、マネージャから見た分報の価値について紹介しました。本記事では、前回記事で予告していたプロダクトオーナ1から見た分報の価値について紹介いたします。大きく以下の…

マネージャから見たSlack分報の価値

こんにちは、普段はSkyWayの開発・運用をしている岩瀬(@iwashi86)です。 先日、後から気づいたSlackでの分報がもたらすメリットを掲載したところ、SkyWayチームのマネージャおよびプロダクトオーナから、「別のメリットもあるよ」とコメントをもらいました。…

後から気づいたSlackでの分報がもたらすメリット

こんにちは、普段はSkyWayの開発・運用をしている岩瀬(@iwashi86)です。 SkyWayチームでは、普段のコミュニケーションツールとしてSlackを活用しています。SkyWayチームでは、リモートワークを積極活用しているので、非同期で気軽に連絡が取れるSlackは重要…

t_wadaさんによるTDDワークショップをより効果的に活用する方法

前回に引き続き、和田 卓人(@t_wada)さんに、テスト駆動開発(Test Driven Development, 以下TDD)の1日ワークショップを2018/3/22(木)に開催していただきました! TDD ワークショップの開催概要などは前回の記事で述べているので、本記事では視点を変えて、TD…

APIを提供するサービス同士の連携に便利なサービスまとめ

Webサービスを多数使っていると、片方のサービスで変化があったら別なサービスに通知して欲しいと思うことはよくあります。Gmailで受信したら別なサービスに添付ファイルを転送して欲しいであったり、最近流行のスマートスピーカーと連携させるといった具合…

ネットワークもAPIで制御。SIM管理APIまとめ

モバイルネットワークはアプリ、IoTなど様々な分野において必須の技術となっています。今回はそんなモバイルネットワークを支えるSIMをAPIベースで操作できるサービスを紹介します。 Welcome | SORACOM Developers SORACOMはIoT用に最適なSIMを提供しており…

JSON Web Tokenを使っているサービスまとめ

JSON Web Tokenは署名されたJSONで、改変を防止できる仕組みになっています。さらにBASE64エンコードされていることで、URLセーフな仕組みです。 すでに多くのサービスで使われているJSON Web Tokenについて、明示的に紹介されているサイトについてリストア…

APIを利用したビジネスのリスク

先日、TwitterがAPI利用に対する締め付けを突然厳しくしました。元々規約にあった、複数のアプリケーションキーを一つのサービスで利用している問題に対するものですが、利用していないはずの開発者も凍結対象になってしまったようです。 よく知られたところ…

JSON Web Tokenの使いどころ

改ざんを防止するJSONとして注目されているのがJSON Web Tokenです。署名することでデータの改ざんを防止しつつ、URLセーフな仕組みとなっています。JSON自体は誰でも閲覧できるのでセキュアな情報を送るのには適していませんが、改ざんしたとしてもそれを検…

t_wadaさんによるテスト駆動開発ワークショップが開催されました!(レポート)

2018/2/27(火)に和田 卓人(@t_wada)さんに、テスト駆動開発(Test Driven Development, 以下TDD)の1日ワークショップを開催していただきました! 本ワークショップは前半と後半で2部構成になります。 前半: TDDの講義およびライブコーディング 後半: TDDの実…

綺麗なAPIを設計するには気をつけたい5つのポイント

綺麗なAPIとは開発者にとって理解しやすく、使いやすいAPIです。さらに提供側にとってはメンテナンスしやすく、拡張性も担保されたものになります。そうしたAPIを設計するのは容易ではありませんが、幾つかのルールを設けておくことでも十分に綺麗に設計でき…

Swagger/OASドキュメントをSwaggerHubで管理しよう

SwaggerやOpen API Specification(以下OAS)はAPIのデファクトフォーマットになってきています。特にこれらのフォーマットでドキュメントを作っておくと、関連するライブラリやドキュメントが自動生成できるのが便利です。 Swagger/OASを使ったモックサーバ…

オンラインドキュメントへCI/CDを適用している話というタイトルで発表してきた

こんにちは、普段はSkyWayの開発・運用をしている岩瀬(@iwashi86)です。 先日、クラウドアカデミー1という社内勉強会で、SkyWayのドキュメントに適用している継続的インテグレーション(CI)および継続的デプロイ(CD)について講演してきました。発表資料は以下…

API界隈における2017年の主な出来事と2018年注目のキーワード

皆さま、明けましておめでとうございます。2018年になりました。個人、企業ともに新しいチャレンジを行っていく計画を立てるのに良い時期です。そこで、APIという視点において今年はどんな年になるのか紹介したいと思います。 ECサイト オンライン決済におい…

APIを企画/提供する際に考えたい5つのこと

APIを公開して新しい収益軸にしたいと考える企業が増えています。しかし、その際に何からはじめれば良いか分かっていない方も多くいます。今回はAPI提供の企画段階から考えていくべきポイントを紹介します。 自社だけの資産を見つける API公開する上で肝にな…

APIを事業化する際に考えたい6つのこと

APIを新しいビジネスとして、新たな収益源にしたいと考えたとしましょう。通常のWebサービスであれば利用する度に課金したり、月額課金モデルなどが有名ですが、APIにおいてはまた別な観点で戦略を考える必要があります。 今回はそうしたAPI事業化に対する懸…

APIがレガシー化しないためにできること

APIはシステム連携で使われるため、一度開発してから頻繁に手を入れなくなるかも知れません。しかし常に新しい人たちが使っていくことを考えると、レガシー化して古い技術を使い続けるのも躊躇されます。そこで今回はAPIがレガシー化しないための方法を紹介…

APIのスタブ、モックサーバライブラリまとめ

API開発する際にモックアップサーバがあったり、テストを行う際にスタブのライブラリがあると便利です。スタブはプログラミング言語に依存しますが、モックサーバであればJSONスキーマなどを使って立ち上げられます。今回はそうしたスタブ、モックサーバを紹…

HRTechの鍵は投資すべき領域と効率化!「Enterprise APIs Hack-Night #12」レポート

去る2017年11月22日、五反田のDEJIMAにてEnterprise APIs Hack-Night #12「HRTech」が開催されました。HRはヒューマンリソース(Human Resource)の略で、HRTechとは人事労務系テクノロジーになります。 今回はfreee社(山本 伶さん)とネオキャリア社(野海…

GraphQLサーバを立てるのに使えるライブラリまとめ

GraphQLを提供する際にイチから構築する必要はありません。すでに各種プログラミング言語向けにサーバ実装が登場しています。今回は言語、フレームワーク別にGraphQLサーバ実装を紹介します。 Go neelance/graphql-go まだ開発途中ですが、2016年10月GraphQL…

GraphQL運営で考えるべきセキュリティ

単一のエンドポイントで、クライアント側で指定することで任意のデータを取得できるGraphQLですが、ビジネスで利用する際に必ず注意しなければならないのがセキュリティでしょう。GraphQLを利用、提供する上での注意点を紹介します。 認証 GraphQLではサーバ…

SwaggerからOpenAPI Specificationへ。コンバーターを試す

ついにOpenAPI Specificationがリリースされました。以前紹介した通り、文書構造が分かりやすくなったのが一番の特徴です。できることとしてはそれほど大きくは変わりません。 そこでこれまでSwagger.jsonで作ってきた内容をOpenAPI Specificationのフォーマ…

APIとは。歴史を振り返る

APIはApplication Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)の略語です。アプリケーションやシステムを開発するためのインタフェースといった意味になります。 今でこそWeb APIもAPIと呼ばれたりしますが、元々APIという…

旧来のシステム連携とAPI連携の違い

APIファーストが叫ばれる時代になって、企業間連携が多くなっています。しかしその前からシステム間連携がなかった訳ではありません。ともすればAPIではなく、旧来の手法でのシステム連携でも良いのではないかという考えも出てしまうでしょう。 そこで今回は…

APIの公開は少ないが内部技術レベルは非常に高い。Enterprise APIs Hack-Night #11「アドテク」

企業におけるAPI利用を促進すべく、そのナレッジを共有するのがEnterprise APIs Hack-Nightです。9月7日に行われた #11 はAdRoll社にてAdTechをテーマに行われました。 こちらはそのレポートです。 プログラマブル広告の実現に向けたAdRoll APIの使い方 by A…

CMSがAPIを公開する理由

元々CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)というのはWebサイト構築に使われてきました。有名なところとしてはDrupal、WordPress、MovableTypeなどがあります。いずれもHTMLを出力するもので、ブログや一般的なWebサイト構築に使われています。 そんな…

社内リソースの活用に。HR系APIまとめ

社内人的リソースをよりよく活用するためにHR管理は欠かせません。人事に関わる方にとっては限られた社内リソースを十分に活用するために頭を悩ませているはずです。 今回はHR系サービス各社の提供するAPIをまとめて紹介します。 People HR HRに関する様々な…

ビジネスを加速する送金APIまとめ

FinTechの世界が拡大していく中で、お金を送る、または受け取るというごく基本的な行為についてもAPIが登場しています。APIを使って送れるようになれば、より高速でシステマチックに金融情報のやり取りが進むようになるでしょう。 今回はそうした送金、お金…

ザ・エンタープライズ!Enterprise APIs Hack-Night #10レポート

6月29日、Enterprise APIs Hack-Night #10が開催されました。このコミュニティは企業におけるAPI活用を啓蒙、ナレッジをシェアしていくというものです。今回は原点回帰し、Enterprise APIがテーマとなっています。 こちらはそのレポート記事になります。 富…

REST APIの代替を目指す技術について

RESTful APIがIT業界で普及していますが、その反面で様々な限界も見えてきています。一つのリソースをパーマネントリンクで扱う分には簡単ですが、一覧や関連データを取得する、さらに一覧の絞り込みをしたいとなった時に突然煩雑になってしまいます。 そう…

APIを開発する上でチェックしたい基本の6項目

これからAPIを公開しようと考える企業は多いはずです。APIは単に作れば良いわけではなく、周辺の情報も一緒に整備していく必要があります。それらが抜け落ちると誰も使ってみようと思わないでしょう。 今回はAPIを開発する際に最低限チェックしたい6項目を紹…

管理されていないAPIがもたらすリスクについて

大企業であったり、複数の事業をもった企業では部署やサービス毎にAPIを公開することがあります。統一されていない、基準のない中でAPIを公開すると、ユーザにとって不利益をもたらすことになったり、企業にとっても管理、運用コストの増大というデメリット…

グローバルなAPI活用状況レポートから見る日本企業の今後の取り組み方

CA Technologies社がグローバルなAPI利用に関する調査、APIs:Building a Connected Business in the App Economyを公開しました。特にエンタープライズ企業におけるAPI利用率の高さが伺える調査となっています。 この記事ではこのレポートの主だった内容の紹…

大企業ほど進めて欲しいAPI戦略

APIというとシステマチックな仕組みなので、中小企業とくにスタートアップが取るべき施策であるかのように感じてしまうでしょう。しかし、実際のところ大企業ほどAPI施策に向いています。この記事ではその理由について取り上げたいと思います。 数多くある事…

ぜひ参加を!APIに関して学べる勉強会まとめ

APIエコノミーが拡大し、企業におけるAPI利用が促進しています。そうした中とあって、APIについてしっかりと学びたい、APIを活用している人同士で交流を図りたいと思うのではないでしょうか。 今回はAPIをテーマとして開催されている勉強会を紹介します。 AP…

独自経済圏の実現にも。ブロックチェーンプラットフォームまとめ

BitCoinで知られるのがブロックチェーンです。ブロックチェーン自体はあくまでも技術要素であり、仮想通貨以外でも利用できる技術です。分散型の台帳技術であり、一度書き込まれた内容は消せないという信頼性が強みです。 今回はそんなブロックチェーンを自…

レガシーなシステムとモダンなシステムをAPIでつなぐ

今なお多くの企業でメインフレームと呼ばれるシステムであったり、そこまで古くはなくとも20年近く動作している業務システムが存在します。そして多くの企業でリプレース案件が動いていたりします。 しかしシステムの全面的なリプレースにおいてうまくいった…

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